Vol 20. 2040年の未来予測まとめ

BOOK

こんオリノ🌴~

オリノです🐲🐉

今回は、

2040年の未来予測

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2040年の未来予測 [ 成毛 眞 ]
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成毛 眞(なるけ まこと)さんの著書からの学びをシェアしたいと思います。

 

私たちの20年後の世界がどうなっているのか?

未来を想像し、いっしょに心の準備をしていきましょう。

今回オリノ🐲が、学んだことをオリノの見解も入り混ぜながら解説していきます!

 

今回のテーマは次の4つです。

1️⃣テクノロジー編
2️⃣経済編
3️⃣衣食住編
4️⃣天災編

このテーマごとに2040年の未来予測をしていきます。

それでは、いってみましょう。

 

1️⃣テクノロジー編

まずはテクノロジー編です。

次の6つの項目について解説していきます。

6Gでどうなる?
バーチャルが日常に!
RFID(Radio Frequency IDentifier)技術とは!
車の未来は?
コンビニやスーパーはどうなる?
医療技術はどうなる?

 

①6Gでどうなる?

6Gは、通信速度が5Gの10~100倍の速さになるといわれています。

2時間の映画のダウンロードが1秒もかからないという驚きの速さです。

そして、パソコンやスマホだけでなく身の回りのすべてのものが、常時インターネットにつながっており、コンピューター並みの処理能力を持つようになります。

公共のバスや電車などは、ネットワークに接続された自動運転になり、輸送や物流も効率的になります。

上空はドローンが行き交い、どこにでも欲しいものを配達してくれます。

遠隔手術により、専門医師が多くの救えなかった命を遠隔で救えるようになります。

会議もクラウド経由でリアルタイムに翻訳できるようになり、

世界中の人と会話できるようになります。

冷蔵庫は、ただモノを冷やすだけのものではなくなり、中に入っているものから、食事のメニューを提案してくれたり、健康を管理してくれるようになっているかもしれません。

2040年には、こんな未来が当たり前になっているでしょう。

 

②バーチャルが日常に!

スマホに代わり、AR(拡張現実)用のメガネができ、メガネにすべての情報が映し出されます。

まさにドラゴンボールに出てくるスカウターに近い感じ!それが当たり前になってきます。

さらには、メガネではなく、コンタクトレンズでも同様の機能ができるでしょう。

そして街中のあらゆるところにカメラやセンサーが置かれ、人の行動履歴などもデータとして吸い取られ活用されるなど、まるで中国のような監視社会になるとイメージするといい面ばかりでもないですね!

 

③RFID(Radio Frequency IDentifier)技術の浸透

RFID』とは、電波でチップを瞬時に自動認識する技術で「ユニクロ」や「GU」の自動レジで使われている購入商品を台に置けば瞬時に合計金額が出る技術。

この技術を使えば、例えば倉庫内にハンディー端末を持って歩くだけで、在庫の情報などが段ボールを開けなくても一気に情報を読み取れます。

この技術は、少子高齢化で人手不足が待ったなしの日本の今後を左右するテクノロジーのひとつになるでしょう。

 

④車の未来は?

自動運転技術が発展していき、2040年には場所を問わず、システムがすべての運転作業を担うことができるようになります。

また、『空飛ぶクルマ』も可能になり、高齢者だらけで医師不足の地方にも、医師の乗ったクルマが空を気軽に飛び回れることで、医療サービスが届くようになります。

空飛ぶクルマ』は、少子高齢化の課題を解決する大きなツールになると考えられます。

空飛ぶクルマ』が飛び交う世界なんて、まさにアニメで見た世界が現実になりますね!

 

⑤コンビニやスーパーはどうなる?

日本の人口は、20年で1500万人以上減って1億1,000万人程度になり

3人にひとり以上が『老人』になるため、慢性的な人手不足になり、「無人店舗」がスタンダードになります。

客がスマホアプリで会員登録や決済方法の登録を事前に済ませることで、

カメラやセンサーで自動認識して店を出るときに精算が済んでしまう。

2040年には、手ぶらで店舗に買い物に行くのが主流になるでしょう。

 

⑥医療技術はどうなる?

AI』のおかげで、わかりやすい症例や典型的な経過をたどる患者については、

最新のデータに基づき、AIが素早くかつ見逃しなく診断してくれるようになります。

典型的な症例の外科手術もAIの判断をもとにロボットが実行することも技術的には可能になるでしょう。

薬の処方もAIで効率よく処方できるようになります。

ゲノム編集技術』で、がんや血友病、筋ジストロフィーなどの難病も治療ができるようになり、

まさに、「がん」は治る病気の時代がすぐそこまできています。

再生医療』により、パーキンソン病やアルツハイマー病などの原因解明も飛躍的に進んでおり、

また、ほとんどの臓器で人工臓器が可能になります。

医師の役割も、

AIが診断できない臨床を行ったり、新しい治療法を考える医師』と

AIが示した診断を患者に優しく説明したり、悩みに相談に乗ったりする医師』の

2つの役割に分かれていくはずです。

 

2️⃣経済編

次に、経済編について

次の4つの項目について解説していきます。

2040年の日本はどうなる?
年金はどうなる?
退職金はどうなる?
老後へどう備えるべき?

 

①2040年の日本はどうなる?

2040年の日本は、少子高齢化が進み、見渡す限り老人が増え、老老介護が現実になります。

1950年にはひとりの老人を12人で支えていたのが、2040年には1.5人でひとりの老人を支えることになります。

老人ホームも年金で入れるような施設はなく、経済的余裕がなければ特別養護老人ホームにも入れなくなります。

また、総人口は減るにもかかわらず、未婚の人口は今の3~4倍になり、独身で低所得であった場合は孤立死も避けられません。

しかし、介護もロボットの導入で人手不足が緩和するなど、テクノロジーの力で医療費やスタッフの負担も減らすことができます。

やはり、テクノロジーの進化がカギになっていきますね!

 

②年金はどうなる?

そもそも『老後2000万円問題』とは「預貯金が2000万円程度あれば、月々5万5000円程度の赤字が出ても、30年程度は無職でもやっていける」と指摘しているに過ぎません。

問題の年金ですが、結論から述べると

現状の延長だともらえるでしょう。

ただ、厳しい額が待っています。

そして70歳まで働かなければならないというのが正直なところでしょう。

 

③退職金はどうなる?

2040年には、退職金制度は無くなって過去の遺物になっている可能性が高いでしょう。

そもそも退職金は、給料が安い代わりに退職時に多く支払うことから生まれたもので、退職金制度を儲けなくても違法ではありません

退職金を当てにするのは危険だと言えるでしょう。

 

④老後へどう備えるべき?

まず、生命保険や医療保険はムダな出費です。

そもそも日本の生命保険は保険料が高すぎます。

国民健康保険など日本の公的保険制度は大変充実しています。

預貯金では、定期でも0.01%と金利が以上に低すぎるので資産形成には心もとないでしょう。

結局、『老後2000万円問題』は老後のために

貯金以外の金融サービスを使って個人で老後資金を作りなさい

という金融庁のメッセージなので『投資』をするほかにないのです。

そして、資産形成したい多くの人には『株式のインデックスファンド』一択といえるでしょう。

 

3️⃣衣食住編

続いて、衣食住編について、

次の4つの項目について解説します。

人口増加がもたらすもの
住むところはどうなる?
教育はどうなる?
貧しくなる日本に不可欠なものとは?

 

①人口増加がもたらすもの

日本の人口は減少していきますが、世界規模では人口増加が続き2020年には78億人である人口が、2040年には90億人になるというシナリオもあります。

問題となるのが『食料問題』であり、とくに食肉の消費量が増え、生産量が追いつかなくなってしまう。

そこで『代替肉』や『培養肉』、そして、『昆虫食』などが本来の肉に変わっていくでしょう。

 

②住むところはどうなる?

全国的に空き家が急増する可能性が高く、とくに全国の都市部に多い団地やマンションが修繕積立金が国の目安とする水準を下回っているため、まともに修繕できるマンションは4件に1件しかないのが現状となっています。

その結果、老朽マンションが増え、住宅価格も下落します。

2040年は、空き家などの住宅が飽和状態になるため、発想を変えれば、定額制で日本各地の家に住み放題のサービスが増え、平日と週末、季節ごとに気軽に家を変えるというライフスタイルも可能になるでしょう。

 

③教育はどうなる?

オンライン教育が当たり前になります。

アメリカの大学は授業料が信じられないぐらい高騰しており、富裕層以外ではローンの返済ができるのかさえわからず、大学進学がギャンブルと化しています。

一方で、日本はというと2040年に向けて、学歴の価値が下がっていきます

なぜなら、少子化が進んだ今、若い人の人口が減り、売り手市場になったため、学歴の持つパワーがなくなってきているからです。

そう考えると、親は子どもに、それぞれが好きなことを見つけて、好きな仕事や自分の人生を創造する後押しをしてあげるべきでしょう。

④貧しくなる日本に不可欠なものとは?

結論を言うと、『シェアリング』です。

収入が減り、将来への不安から節約したいという志向が強まっている日本は、

お金を持つことやモノを持つことがステイタスではなくなったという価値観の変化があります。

また、インターネットへの常時接続が当たり前になり、無料で楽しめる情報や動画、音楽、ゲームがあふれています。

ネットが個人と個人を結びつける『シェアリングサービス

例えば、メルカリや洋服のレンタル、ウーバーなどの配車サービス、自転車のシェア、民泊のエアービーアンドビー、育児代行、ココナラなどのスキルを売買するサービスやなど、

モノや移動、空間、スキルをシェアすることが不可欠となってきています。

貧しくなることで、合理性が優先される世の中になっていくことになりますね!

 

4️⃣天災編

続いて、天災編について

2つの項目について解説していきます。

必ずくる天災とは?
日本で気をつけるべきこととは?

①必ずくる天災とは?


まずは、『温暖化』です。

このまま何の対策も講じなければ2100年までに地球の平均気温は4度上昇するといわれています。

気温が上がれば、海水の温度も上昇し、海洋生物の3割以上が生息するといわれている珊瑚礁が白化、絶滅します。

そうなることで結果的に数億人の人々の食糧事情が深刻になります。

また、海水の温度が上がれば、北極の海氷や陸地にある氷河を溶かし海面が上昇します。

東南アジアのタイのバンコクの3分の2は水没します。

また、温暖化により『水』が枯渇し、作物の収穫量が減り、飢餓が蔓延します。

とくに食料不足以上に『水』は石油以上に貴重になるため『水』をめぐって戦争が多発すると考えられます。

人間の体の60%は『水』でできています。

あなたは『水』を当たり前に手に入れられなくなると考えたらどうでしょう?

そんな未来が待っているのかもしれません。。

 

②日本で気をつけるべきこととは?

首都圏や地方に関係なく、誰もが水害の当事者になりうるので、自分のいる場所がどんな水域なのかを知っておくべきです。

地震に比べて台風は逃げる時間に余裕があるので危ないと思ったら一目散に逃げるべきです。

自分の身を自分で守るためにも、自治体のハザードマップを必ず見ておくことが大事です。

南海トラフ地震の際は、日本中で地震が連動して起こる可能性が高いです。

また、富士山が噴火すると日本中の機能がストップするでしょう。

なぜなら火山灰の影響で、車道が通行不能、飛行機のエンジンが動かなくなることで、公共交通機関や物流がストップすると考えられます。

また、火力発電所の発電機も火山灰を吸い込んで動かなくなり、通信機能もダウンし、農作物も全滅するなど被害は甚大になると予想されています。

まず日本としてすべきことは、

建物の過密を減らし、耐震強化を徹底すること。

道路や港湾、堤防といったインフラの耐震工事を進めていくこと。

東京一極集中を見直すこと。

これらの実施されていない対策を進めていくべきです。

地震や火山の噴火がいつ起こるかは正確には予測できませんが、日本で、この300年ほど大きな噴火が起きていないことを考えると、本当にいつ起きてもおかしくないといえます。

 

最後に

変わらない国に期待してはいけません

また、あなたの力で国を変えようなどと間違っても思ってもいけません

あなたがやるべきは、これからの時代をどうやって生き残るかをまず考えるべきで、

どうすれば幸せな人生を送れるかに全エネルギーを注ぐのをオススメします。

 

ダーウィン「種の起源」にある進化論でいいました。

最も強いものが生き残るのではなく

最も賢いものが生き延びるのでもない。

唯一、生き残るのは変化できるものである

私たちも、生き残るために

最悪の事態も想定しながら、環境を知ることで環境に適応していきましょう!

それでは

今回はここまで!

また次回 👋😎

オリノ🐲🐉

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