こんオリノ🌴〜
オリノです🐲🐉
今回は、最近盛り上がりを見せている
『NFT』と『メタバース』についてです。
どちらも、これから未来の生活の中に当たり前に入り込んでくると思うので
今のうちから基本的な知識を共有できたらと思っています。
今回のテーマは次の2つです。
1️⃣『NFT』について学ぼう
2️⃣『メタバース』について学ぼう
それではいきましょう!
1️⃣『NFT』について学ぼう
まずは『NFT』について、
次の4項目について解説していきます。
②『NFT』と親和性の高いビジネスとは?
③『NFT』の今
④『NFT』の未来
①『NFT』ってなに?
『NFT』とは
Non –Fungible Token の略で、
「代替不可能なトークン」という意味で
それぞれに固有のIDや情報を持たせることで、唯一無二であることを証明することが可能なデジタル資産といえます。
「NFT」も「暗号資産」もブロックチェーンという共通の技術が使われていますが、「NFT」の「暗号資産」と違うところは、ブロックチェーンの中に「唯一無二の固有のデータ」が記録されており、ひとつひとつのデジタル資産が固有のものとなり入れ替えが不可能なものになっているところです。
現在、「NFT」を発行するにあたり世界で最も使われているのは、イーサリアム財団が提供する「ERC -721」という規格です。
イーサリアムは、スマートコントラクト(ブロックチェーン上で行われる取引行動を自動的に実行するプログラム)のNFT領域において、いま世界で最も使われています。
ただし、NFTに特化した技術ではなく、さまざまな領域でイーサリアムのスマートコントラクトが使えるようになっています。
②『NFT』と親和性の高いビジネスとは?
次に、『NFT』がどのようなビジネスと
親和性が高いのか考えていきましょう。
まず、考えられるのが「IP(Intellectual Property、知的財産)ビジネス」です。
例えば、デジタルアートや、著作権などが発生するあらゆるコンテンツビジネスとめちゃくちゃ相性がいいといえます。
日本には、「ポケモン」や「遊戯王」をはじめ、世界トップクラスの版権・IPコンテンツがたくさんあるので、世界中のNFTビジネスのプレイヤーが日本に注目しています。
そういった意味で、日本のこのビジネスへの理解を加速する必要があるのです。
③『NFT』の今
『NFT』が活用できるビジネス領域はとても広いのですが、
いくつか上げていきたいと思います。
まずは、「ゲーム」で、アイテムなどのNFTを売ってお金を稼ぐことができます。ゲームが仕事になる時代がそこまでやってきています。
次に活発になってきているのが「アート」で、リアルの作品にひも付けたNFTとデジタルで完結するNFTに分けることができます。
NFT化することで、リアルでは流動性が高まり作品の価値が上がりやすくなったり、NFTの「追跡」機能により、転売のたびにクリエイターに利益が還元されるようにすることも可能になっています。
今までに比べて、アートに携わっていたクリエイターが日の目を見る時代になっていくことでしょう。
「音楽」でも同様でNFTを持っている人しか聴けない仕組みや楽曲使用料の管理などいろいろな活用法が出てくるでしょう。
また、「スポーツ」や「芸能」などのファンビジネスも、トレーディングカードや生写真のほか、特別なVIP席に入れる会員権やライブチケットの販売などもNFT化することができるでしょう。
実際、2020年10月にリリースされた米プロバスケットリーグのNBAと提携してプレイヤーの画像や動画を採用したNFTのトレーディングカードの売買総額が2億ドル(約227億円)を越えたといったニュースが流れ、注目度が急上昇しました。
2021年現在で市場は急拡大し日本でもNFTの活用が一気に注目されるようになり、超大手企業の本格的な参入がはじまっています。
④『NFT』の未来
NFTは、非常に高価で、一部の人にしか価値がわからないニッチな市場としてはじまりましたが
今後手数料などのさまざまな課題を超えて、大衆向けのものとして発展していくでしょう。
日本には、すでに世界に認められた素晴らしい知財や伝統的な技術が多数あるため、NFTを活用していける材料にあふれているので、発展していくチャンスが大きいと期待しています。
その未来に、あなたもついていけるように、まずは知ることから始めましょう。
2️⃣『メタバース』について学ぼう
続いて、『メタバース』について
次の3項目について解説していきます。
②『メタバース』の現在
③『メタバース』の可能性と未来
①『メタバース』ってなに?
『メタバース』は
1992年にSF小説の「スノウ・クラッシュ」という作品の中で提唱された言葉で
「meta(超) + universe(宇宙)」を合わせた造語で
アバターを介してアクセスするデジタル空間サービスや仮想空間そのものを指します。
ユーザーは自由な風貌に設定したアバターで仮想空間に入り、その中で提供されるサービスを利用したり、他のユーザーとコミュニケーションを取ったりできます。
②『メタバース』の現在
オンラインゲームの「フォートナイト(FORTNITE)」や「あつまれ どうぶつの森」などが、今一番メタバースに近いと言われています。
「フォートナイト」では、有名アーティストのコンサートが行われたり、最大16人までのフレンドと一緒に遊べる「クリエイティブ」というモードが友人同士で集まる場所になっていたりします。
まさに仮想空間での活動と言えるのではないでしょうか。
『メタバース』について、米フェイスブックのマーク・ザッカーバーグ最高経営責任者(CEO)はこう語っています。
「人々が使いたいと思うものを開発するだけでは十分ではない。経済的機会、社会的にみんなが参加できるという包括的なものでなければいけない」
そして、2021年10月28日に、社名を「Facebook(フェイスブック)」から「Meta(メタ)」に変更すると発表されました。(厳密には米国証券取引委員会(SEC)に届けた新社名はメタプラットフォームズ)
同年11月にはMicrosoft(マイクロソフト)やディズニーもメタバースへの参入を発表するなど、仮想空間における新規ビジネスは広がりを見せています。
『メタバース』がビジネス面で注目されているのが「バーチャル会議」や「ワークスペース」です。
『Meta』の「Horizon Workrooms」のバーチャル会議室が8月後半にスタートしました。
3Dのキャラクター(アバター)はそこまでリアルなわけではありませんが、音質がいいのはもちろん、相手に声が伝わるまでの遅延がZOOMなどと比べて短く、通話中の違和感も少なくなっています。
立体音響を使っているため、声は「メタバース上で相手がいる方向」から聞こえて、話すときには、声に合わせて口も動くので、まさに会議室で話している感覚に近いようです。
また、PCやホワイトボードを持ち込むこともでき、PC側にアプリを入れることで、PCの画面を仮想空間の中に表示することができ、驚くほど普通に仕事ができます。
『メタバース』の中で働くということが一般的になると、「リアルオフィス」と「リモートワーク」の境目が曖昧になってくるでしょう。
③『メタバース』の可能性と未来
『メタバース』はクリエイターやアーティストに大きなチャンスを与えるだけでなく、都心から離れた場所に住んでいても、仕事や教育や遊びの機会やビジネスチャンスを与える可能性があります。
例えば、ライブやダンス、フィットネスなどのさまざまな体験やバーチャルイベント、バーチャル展示会、バーチャル観光などリアルではできないメタバース(仮想空間)ならではの体験や価値の提供ができるようになる可能性もあります。
また、ゲーム内で販売したアバターなどのデジタルコンテンツをNFTで所有者を明確にしたり、暗号資産(仮想通貨)で決済することでメタバース内での経済活動を現実世界へ還元することができるようになりました。
これから先は、メタバース内で、不動産の取引が行われたり、実世界では障害があり体が不自由な方も、メタバース内では、不自由なく移動やコミュニケーションがとれ、仕事をすることができるようになるなど、新しい形の仕事が生み出される可能性もあります。
『インターネット』、『AI』と続いた技術革新の次に来るのは
きっと『メタバース』と言えそうですね。
今回は、『NFT』と『メタバース』について
解説してきました。
どちらも、まさに今、発展し広がりを見せている分野です。
何事も先行者利益というものがあり
早く勉強し、関わることが大事になると思います。
近い未来にメタバース(仮想空間)であなたと出会っているかもしれませんね。
そのときは、『こんオリノ🌴〜』『おはオリノ🌴〜』
と挨拶させてください(笑)。
それでは
今回はここまで!
また次回 👋😎
オリノ🐲🐉
参考文献:『NFTの教科書』 天羽健介、増田雅史
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